SHARP、新フラグシップスマートフォン「AQUOS R6」発表。1型カメラセンサー搭載か

 SHARPがつい先ほど新フラグシップスマートフォン、「AQUOS R6」を発表した。

 詳細は以下の画像のとおりだ。

引用:@Taktanel

まず特筆すべきなのがカメラ。なんとデジタルカメラ用1インチセンサー搭載単眼カメラを搭載した。スマートフォンのカメラは2017年ごろから複眼化が進んでいまや(物理的に複眼カメラを搭載することが困難な)コンパクトスマートフォン以外のほとんどの機種でカメラの複眼化を採用している中、まさかのSHARPが反旗を翻すかのような形で単眼に戻してきたのだ。フラグシップモデルのスマートフォンとしてはまさに異例である(あれ、AQUOS R5Gのあの筐体サイズでありながら縦の長さの半分近くを占めてた超縦長多眼カメラはどこ行ったんだろう)。

 流石カメラを誇張するスマートフォンなだけあり、カメラの存在感は他社や他のスマートフォンと比較しても圧倒的である。ファーストインプレッションとしてのインパクトこそ出た当時のタピオカメラことiPhone 11 Proに劣るものの、存在感で言えば圧倒的にこちらの方が上である。

 また、カメラのこだわりはセンサーのみならず、大手カメラレンズメーカーLeicaとの共同開発により実現したものとなる。スマートフォンはレンズでのズームが筐体サイズ上難しいのだが「じゃあ超高性能でデカいセンサーサイズのカメラにめちゃめちゃいいレンズつけてデジタルズームすればスマホでも綺麗に撮れるんじゃないの?」を実現した感じだ。

 と、カメラのお話はこの辺にして他の部分の説明をしていくと、ディスプレイは6.6インチWUXGA+で世界初となる1-240Hz対応のDolby Vision対応IGZO OREDディスプレイ搭載、インテリジェントチャージ機能を搭載した5000mAhバッテリー、Snapdragon 888、RAM12GB、ストレージ128GBとなる。もちろんのこと今時のフラグシップスマートフォンらしく5G対応(先代で既に対応していて乗らないわけがないが)、Wi-Fi6対応、IPX5/8の防水性能、IP6Xの防塵性能、拡張ストレージとして1TB microSDカードへの対応を謳っている。

 ここまで仕様などについて書いたわけだが、Apple信者の書いているブログなのに唐突にAQUOSの記事書き出してどうしたんだろうと思われる読者さんが多数いるであろう。先月の記事に至っては半分以上がAppleに何かしら関係した記事となっている。というわけで今回のAQUOS R6について個人的な意見を述べたくて書いているわけだが、まず最初のカメラ。これはとても驚いた。というのも世界初や世界一が大好きなSONYさんでも業界をリードしてきたAppleさんでもなくSHARPさんが唐突にフラグシップで暴れ出したので驚き。下手なデジカメ買うよりも圧倒的にAQUOS買った方が幸せになれるしその辺のハイエンドとコンデジを組み合わせて買うよりコスパがいいという。今までのAQUOSとかもはやバラマキ端末くらいの扱いだったのにめちゃめちゃいい機種出してきて今回ばらまかれないんじゃないかなという懸念が。

 まぁメーカーとしてもキャリアとしても端末はばら撒きたくないだろうので仕方ないと言えば仕方ないですが、末端ユーザーとしてはばら撒いていただいた方が入手性が上がるのでなんともなぁというお気持ち。
今回はこれ以上書くと「林檎好きの情弱が何を騒いでるんだ」と各方面からお叱りを受けかねないのでこの辺でお気持ち表明はやめておこうかなと。最後までお読みいただきありがとうございました。