ASRock 4X4 BOX-V1000Mを試す

こんにちは、一夏です。

ASRockはまた面白いプロダクトを発売しました。これは一応産業向け?製品なのですが、TSUKUMOさんがバッチリ入荷してるので、購入してみました。

Deskminiはご存知のことだと思いますが、今度の製品はそのようなタイプのベアボーンPCです。

その名も「4X4 BOX」。

こちらは、CPUはハンダ付されており、メモリとストレージ、OSが必要です。

ストレージは、2.5インチSATA SSDとm.2の2242か2260に対応です。m.2をお考えの場合は長さに充分お気をつけください。なおWi-Fi、Bluetoothは対応しているのでアンテナ等はいりません。

この4X4 BOXのラインナップは、

4コア8スレッドモデル(V1000M)と、2コア4スレッドモデル(R1000M)の2種類。

外寸は約cm×12cm×11cm(縦×横×奥行)、重量が本体のみで1.41Kgです。

コンポーネントはフロントにUSB3.2 Gen2が1本、USB2.0が2本、オーディオピン。バックにはUSB3.2が2本。HDMIが1本。DisplayPortが2本。GigabitLANが2本です。

APUは、V1000MにはRyzen Embedded V1605B with Radeon Vega 8、

R1000MにはRyzen Embedded R1606G with Radeon Vega 3が搭載されています。

Ryzen Embedded V1605Bは、4コア8スレッド、ベースクロック2.0GHz、ブースト時3.6GHz、TDP12W-25W、内蔵グラフィックにRadeon Vega 8となります。

Ryzen Embedded R1606Gは、2コア4スレッド、ベースクロック2.6GHz、ブースト時3.5GHz、TDP12W-25W、内蔵グラフィックはRadeon Vega 3です。

現在はV1000Mがだいたい45000円、R1000Mが33000円ほどで販売されているのを見かけます。

それでは早速見ていきましょう。

表面だけだといったい何が入ってるのかわからない。

①4X4 BOX本体、95W ACアダプター、電源コード、M.2ヒートシンク、VESAマウントブラケットとネジ、ドライバーDVD、マニュアルです。

②底面側が開きます。蓋裏に2.5インチベイがあり、本体側にマザーボード。m.2とメモリスロットとintelの無線カードが見えますね。メモリがフロントのコンポーネントの基板に干渉して割と入れにくかったです。

③少し音が気になったので、改良の余地がないかとマザー自体を外してみました。が、Deskminiのようにファンピンは自作用のものではないようです。ノートPCの改造に手慣れてる方ならなんとかできるかもしれません。もう少し大きなファンにしたいなとか思いました。

④手元にあったAMD Wraith Prismとの比較。画像ではほとんど同じような大きさに見えるが4X4 BOXのエッジ部分の分だけ大きい。1.5cm程度かな。


CPUIDではRyzen Embedded V1605Bではなく、Ryzen Mobile V1605Bとなっています。こちら、驚いたのが、Radeon Vega 8の占有として、RAMから取る容量が、512MBだったことです。私が以前使っていたノートにはRyzen 5 3500Uが搭載されていたのですが、2048MBを撮られており、8GBしか搭載していなかったノートで、半分もRAMが使えなくなっていて苦い思いをしたことがあります。産業向けや組み込み向けを謳っていることから、ゲーム用途の性能は削ったのでしょう。

続いてCINEBENCH R20の結果です。最高得点はマルチで1404pts、シングルで355ptsを記録しました。

私のRyzen 5 3500Uでのベンチマーク結果がが残っていなかったため、他の方のベンチマークを見ると、マルチが1400ptsくらい、シングルが360ptsくらいなので、現役のノートPCとかなりで性能は近いと言えます。

ではまとめます。

⭕️良い点

  • とてもコンパクト。このサイズで性能は唯一と言っても過言ではない。机の上においても存在さえ忘れる大きさ。なのにパワフル。現行の低電力ノートPCと同等性能。
  • ストレージとRAMは選び放題。M.2に注意が必要とは言え、2.5インチと合わせて2つもストレージが搭載可能。
  • 無線アダプタが標準搭載。同社のDeskminiではアンテナが必要だがこれには必要がなく見栄えも良い。
  • 本機のRadeon Vega 8の占有メモリが512MBしか取らない(通常2048MB?)ので、RAMの最低容量は8GBと言える。

✖︎良くない点

  • 若干うるさめ
  • 現在はV1000Mに対してDeskminiと3400Gの方が価格が同額以下で性能がいい。
  • APUがハンダ付なので将来性は乏しい。数年サブ機として置くならV1000Mの方が良さそう。
  • USB本数が合計5本と少なめ。

一言で表すと

「ノートPCは嫌だけどデスクトップPCが欲しい人向け」

もちろん性能は高いとは言えません。ですが現行の低電力設計PCと同じくらいのパワーを持っており、RAMやストレージはBTOやCTO以上に幅広い。そしてあらかじめどちらも容量を大きいものにしておけば、メイン機としては分かりませんが、サブ機としては充分に数年続投できますね。

私はノートPCを2台開いて使うのが嫌なので、V1000Mを選びました。

と言うわけで、ASRock 4X4 BOX-V1000Mでした。

次回もまたよろしくどうぞ〜

Join the discussion...

メールアドレスが公開されることはありません。